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2026/01/29不動産鑑定士として「公的評価」をやめ、茅野市、原村で不動産の買取に専念する理由 ── 八ヶ岳ライフの判断と、売主様へのメリット
八ヶ岳ライフの朝倉です。
最近、
「鑑定評価の仕事はもうやらないのですか?」
「不動産鑑定士をやめたわけではないですよね?」
といったご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えします。
不動産鑑定士は続けています。
ただし、
売主様にとって本当に意味のある仕事に集中するため、
業務の重心を整理しました。
今日はその理由と、
それが不動産の“買取”にどう効いているのかを、
正直にお話しします。
7年間続けてきた
地価公示・地価調査・相続税評価をやめた理由
私はこれまで、不動産鑑定士として
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地価公示
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地価調査
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路線価による相続税評価
を、7年間継続して担当してきました。
どれも社会的に重要で、
制度を支える大切な仕事です。
一方で、実務を重ねる中で、
不動産の「売買」や「暮らし」との距離
を強く感じるようになりました。
公的評価は「説明できない立場」になる
あまり知られていませんが、
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地価公示
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地価調査
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路線価
これらを担当している間は、
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数字の意味
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なぜその価格になっているのか
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地域間の差
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田舎暮らしへの影響
について、
自由に解説する立場にありません。
制度を担う側として、
「評価結果をどう読むか」を
積極的に語ることはできないからです。
外れたからこそ「解説できる側」に回れた
今回、
地価公示・地価調査・相続税評価から外れたことで、
私はようやく“解説できる側”に回りました。
これは後退ではありません。
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数字が示している意味
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何が評価され、何が切り捨てられているのか
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都市と地方、地域間で何が起きているのか
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田舎暮らしと地価の関係
こうしたことを、
売主様や買主様に、率直に説明できる立場になった
ということです。
地価公示・路線価は「売買価格」ではない
公的評価の数字は、
売買価格そのものではありません。
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制度上の前提
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一定の仮定条件
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平均化された評価
によって成り立っています。
そのため、
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実際の暮らしやすさ
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管理の手間
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将来の使われ方
といった要素は、
十分に反映されないことも多いのが現実です。
私は今、
その「数字の中身」を
売主様にきちんと説明できます。
不動産鑑定士の能力が「売買」で役立つ場面
鑑定士としての強みは、
価格を「感覚」ではなく
構造として説明できることです。
私はこれまで、
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長野県全体
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中信・南信(中南信地区)
を評価地域として、
広域・地域横断で不動産を見てきました。
そのため、
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市町村ごとの地価の違い
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なぜこの地域は下がりにくいのか
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なぜ別荘地と集落で評価が分かれるのか
といったことを、
点ではなく、面で説明できます。
価格に「効く要因」が分かっている
不動産の価格は、
一つの理由で決まるものではありません。
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接道
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水利・排水
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高低差・日照
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農地か宅地か
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周辺利用との関係
鑑定評価では、
これらを分解し、重み付けして考えます。
そのため、
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価格を下げている要因
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評価されにくいが実は強みになる点
が明確になります。
これは、
無理に高く見せる説明ではなく、
現実的に“成立する価格”を見極める力です。
AI査定 × 不動産鑑定士の判断力
現在、八ヶ岳ライフでは
AI査定と、不動産鑑定士の判断力を組み合わせた査定
を行っています。
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相場データ
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成約事例
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地域ごとの価格傾向
こうした数値処理は、AIが得意です。
一方で、
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農地の使われ方
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山林の質
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水利や区の慣行
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冬の暮らし
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将来の再生余地
これらは、
現地を見てきた人間でなければ判断できません。
AIで相場を把握し、
最後の判断を鑑定士が行う。
この形で、
スピードと納得感を両立しています。
なぜ買取に専念するのか
八ヶ岳ライフが、
仲介よりも買取を重視している理由は明確です。
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条件が複雑
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調整が多い
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時間がかかる
こうした土地ほど、
売主様の負担が大きくなりがちだからです。
自社で買い取れば、
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行政調整
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農地転用
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伐採や整備
こうした工程を、
売主様に代わって引き受けることができます。
売主様へ
地価公示や路線価の仕事をやめたことは、
鑑定士としての後退ではありません。
数字をつくる側から、
数字を読み解き、説明する側へ回った
という選択です。
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売りにくい土地
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判断が難しい不動産
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価格の理由を知りたい方
そうした方ほど、
一度ご相談ください。
不動産鑑定士として、
そして実際に買い取る立場として
正直に、現実的にお話しします。
このブログの位置づけ
この1本で、
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なぜ公的評価をやめたのか
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なぜ買取判断が早くなったのか
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なぜ価格の説明ができるのか
が、売主様側で自然に理解できる構成になっています。

