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2025/11/24買主から申し込みが入った時のノウハウ
買主から申し込みが入った時のノウハウ
八ヶ岳ライフ株式会社の朝倉宏典です。
茅野市・原村不動産売却買取、茅野・原村中古物件売却、茅野市原村不動産査定をご検討の皆様に向けて、実務で役立つコラムをお届けします。
今回は「買主から申し込みが入った時のノウハウ」について、交渉の流れや実際の事例を交えて解説します。
1.買主様から購入申込書が届いたら
内覧後に「この物件を買いたい」と意思表示があると、買主様から提出されるのが 「購入申込書」 です。記載内容は以下の通りです。
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物件の所在・土地建物の概要
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買主様の購入希望価格
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住宅ローン利用の有無・希望借入額
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手付金額
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契約希望日
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引き渡し時期
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その他条件
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買主様の氏名・住所・押印
全て条件が一致すれば売買契約へ進みますが、多くの場合「条件交渉」が発生します。
2.条件交渉の中心は“価格”
多い例は以下のような端数交渉です。
例:販売価格 2,180万円 → 買主希望 2,100万円
不動産は人生最大の買い物。買主様は慎重であり、不安から契約直前に迷われるケースも少なくありません。売主様にとっても「値下げはしたくないが、良い買主様を逃したくない」という葛藤が生じやすい場面です。
3.おすすめの交渉方法(トラブル回避のポイント)
売主様から直接金額を提示せず、次のように“買主様に委ねる”のが効果的です。
「正直この金額は難しいですが、良いご縁なのでできる限り歩み寄りたいです。いくらまでならご購入いただけますか。」
理由は次の通りです。
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売主様が金額提示すると「値上げされた」と買主が感じやすい
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買主様自身に決めていただくと「下げてもらえた」という受け取り方になる
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契約後の関係が安定し、トラブル防止にもつながる
この“心理的負担を生ませない交渉”は非常に効果的です。
4.お客様の事例(茅野市・中古住宅の場合)
茅野市で中古住宅をご売却されたA様のケースです。
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販売価格:2,480万円
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買主希望価格:2,380万円
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売主希望:できれば 2,450万円以上
通常なら売主様から「2,450万円なら可能です」と提示したくなる場面でしたが、当社より上記の“買主に委ねる交渉方法”をご提案しました。
結果、
買主様より「2,430万円なら決めたい」と逆にご提示があり、売主様も納得のうえ契約成立となりました。
売主提示をしなかったため双方に不満が残らず、契約後も気持ち良い取引となった好例です。
5.不動産会社任せにし過ぎないことも大切
不動産会社は成果報酬のため、時に急いで契約を促す会社もあります。
八ヶ岳ライフでは、売主様の利益とリスクを最優先し、丁寧な交渉サポートを行っています。
購入申込書が入った段階は、売却成功の“最も重要な局面”です。
ぜひ今回のノウハウを参考にしていただければ幸いです。

